人に認められたい間はいつまでたっても認められない

私たちステージにたつ人間というものは、
少なからず人に認められたいという思いから
ステージに立つ人生が始まったのではないかと
思います。

 

高校時代に学園祭でバンドをやっている先輩が
女子たちにキャーキャー言われているのを見て
「バンドやればモテるぞ!!!」なんて
楽器を始めるきっかけとしてはよく聞く
エピソードですよね。笑
そこにあるのは、

 

・「モテたい」願望
・かっこいい、素敵だと思われたい、「じぶんをよく見せたい」願望
・すごいと言わせたい、「認められたい」願望

 

これらは本能的かつ生理的な欲求と承認欲求と色々混ざっていて、
複雑なんです、、、

 

こういった願望を満たしたくて、ステージに立つために
ギターを手に取り、学園祭のステージを目指し
スタジオで日々練習したり、ライブハウスでライブしたり、、

 
こうやって音楽漬けの日々を送りはじめるわけです。
始まりにはいつもキラキラした夢がある。

 

でも、
終わりを迎える頃っていつも、
ちょっとだけ自分のこと嫌いになっていませんか?

 

いくら練習しても、上手い人はもうすでに上手いし、
あいつには到底叶うわけない、と思って
だんだん音楽を演奏することから離れていく、、、
とにかく東京へ行けば、自分のすごさを誰かが見出してくれて
事務所に入れるから、計画とかないけど、とにかく行ってみる。
そして、何も起こらず、生活費を稼ぐためのバイト漬けの日々を送る。。。

何しに東京にきたんだっけ?と思い始めて、実家に帰りたいと思うようになる。

 

 

きっと音楽だけじゃないはず。

どのジャンルでもそうです。
期待を胸に一生懸命志したものから離れる時って、
案外ネガティブなパワーが強くなっているんです。
「どうせ叶わない」
「このままやり続けても変わらない」

 

そう思うパワーが強くなっている時こそ、
「やめたい」っていう心の奥底にある声が
自分の「やりたい」って燃えている炎を消しちゃうんです。
しばらくたって、環境が変わって、
あの時やめなければよかったなぁ とか
あの時踏ん張っていれば一花咲かせれたのになぁ って
後悔することもあるかもしれません。
でも、よく考えてみてください。

 

いつも満足していなかったのは誰ですか?

 

ライブができずバイトする日々に満足していないのは誰?

うまくいく演奏ができないことに満足していないのは誰?

上手にMCができないことに満足していないのは誰?

ライブでお客さんがノッてくれなくて満足していないのは誰?
あなたが、あなた自身を満足させてあげられないから
次第に「自分はこの夢を叶えられず満足することは無理だ」と思いはじめる。

 

でも

 

ちょっと待ってください。

 

あなたのモチベーションは人に認められたいってことだけですか?
「自分が満足したい」っていう部分もありませんか?
現状に不満を抱くのは、「ない」ものをいつも探しているからです。
「ない」ものはわからない。
これはまたいつかお話しします。

 

「今の自分はこれでいいんだ」
「これがありのままだ」って認めてあげることができたら、
そこから次の一歩が見えてきます。

 

現状を客観視して、認めることができれば、
何ができるようになれば、さらなる強みになるか、
何を身に付けたいか、冷静に考えることができます。

 

自分でじぶんを認めてあげること。許してあげること。
そこから次のステップへ進むことができます。

 

あなたに幸多からんことを。
シンガーソングライター 粟井理菜

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